色落ちが早い方へ~カラーの技術編~
こんにちは!
船津です!
今回もヘアカラーの色持ちについてお話します!
前回は、ヘアカラーの仕組みについてお話しました。
今回は、実際に僕がどんなこだわった工夫をしているのかをお話します。
その1・【薬剤選定】
使うカラー剤の種類は凄く多いです。
ざっと100色は超えています。
これでも、ほんの1部です。笑
このヘアカラー剤を、髪を明るくするのか暗くするのか・何色にするのか・ダメージ具合によって塗り分けていきます。
ヘアカラー剤には簡単にいうと『明るくする力(ブリーチ)と染料(色)』が入っています。
ヘアカラー剤の種類によってこの力関係の強弱が変わってきます。
基本的に種類を変える場合は、根元の伸びた部分には、明るくする力が強い物を使います。
しかし、既に明るくなっている毛先の部分には、明るくする力の弱い染料のしっかり入った物を使っていきます。
※薬の使い分けのイメージ(汚くてスイマセン・・・)
この使い分けによって、低ダメージで持ちのよいヘアカラーをする事が出来ます。
この使い分けって案外難しいんです。。。
違う種類のカラー剤を同じ髪に使って、同じ色にしないといけないのでかなりの知識と経験が必要になってきます。
ここはカラーリストとして凄くこだわっている部分です。
その2・【完全発色】
RICHAIRでカラーした事のある方は分かると思いますが、RICHAIRはヘアカラーをした後のお待ちの時間が長いです。
基本的に20分以上は置きます。
これは、カラー剤は色が定着(発色)するまでに大体20分~30分前後の時間がかかるからなんです。
これを、『完全発色』といいます。
下の図を見て下さい。(これまた汚くてスイマセン・・・)
先ほども書きましたが、ヘアカラー剤には明るくする力(ブリーチ)と染料(色)が入っています。
この2つの力は、同じようには作用しません。
初めはブリーチ(明るくする力)が強く反応し、時間が経つと発色する力が強くなり30分前後で丁度いい色になるように設計されています。
例えば、急ぐあまり10分~15分で流してしまうと明るくするブリーチの力ばかりが働いてしまい、肝心の色味である発色が全く追いついていないため、キレイな色がで出ないばかりか、すぐに色落ちしてしまいます。
この「色落ち」を気にされる方がとても多いように思います。
じっくり時間を置く事で、RICHAIRでのカラーの時間は少し他の店より長くなってしまいますが、しっかりとした色味を感じる色持ちのいいカラーを提供することが出来るんです!
いかがですか?
いつも色落ちが気になっている方は是非RICHAIRにカラーをしに来て下さい♪
次回はカラー後のケアについてお話します!
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